中央本線ラン途中断念(死ぬまでにやる100リストNo.323「東京のすべての鉄道の沿線を走る」59路線目/全88路線)

中央本線(前半) 32.23 km 4時間49分51秒

荻窪と西荻窪のあいだ、一瞬の出来事だった。何かにつまずいたのか、あるいはただ脱力しただけなのか。理由はわからない。ほんの一瞬のことだった。気づいたときには、視界いっぱいに地面が迫っていた。アスファルトならまだよかった。しかしそこは、小石をコンクリートで固めた地面だった。
膝と手を、思いきり打ちつけた。かなり派手に転んだはずだ。その瞬間、「これは、ただ事じゃない」と頭をよぎる。
痛む膝と腕をかばいながら体を起こす。周囲を見ると、通行人は普通に歩いている。誰も立ち止まらない。見て見ぬふりというより、とっさの出来事に反応の仕方がわからない、そんな感じだったのかもしれない。痛みと、少しの気恥ずかしさ。そのあいだで、ゆっくり歩き出した。歩くたびに衝撃はあるが、耐えられないほどではない。
「骨は折れていない」 そう自分に言い聞かせる。200mほど進んだところで、膝と手のひらにかなりの擦り傷があることに気づいた。血も出ている。そこで初めて、水道を探し始めた。ところが、こういうときに限って公衆トイレが見つからない。普段ならいくらでもあるように思えるのに、その日はどこにもない。20分ほど歩いて、ようやく小さな公園を見つけた。この頃には、痛みの場所も、傷の大きさもだいたいわかってきていた。念のため、生成AIに症状を伝えてみる。返ってきた答えは、「病院に行ってください」それしか言わない。しかし、なぜかそれを否定したくなる。「まだ走れる。」そんなことを、思ってしまうのだ。それから、ゆっくりと走り始めた。不思議なことに、走っているあいだは痛みが少しやわらぐ。人間の体というのは、案外いい加減なものだ。あまり深く考えないまま、走り続けた。
気づけば15キロ。だが、さすがに限界はあった。国立駅に着いたところで、心が折れた。その日は、そこで終わりにした。中央本線の後半は、また別の日に走ることにした。

<事後経過>
当日:右手甲が腫れる。はし・ペンが握れない
翌日:右手甲の腫れは収まらない。ペンはかろうじて握れる。力は全く入らない。
2日後:右手甲の腫れは収まらない。手のひらの血色が悪い。キーボードは何とかなる。箸は難しい。
3日後:右手甲の腫れが少し収まったような気がする。手のひらの血色が悪い。

●死ぬまでにやる100リストNo.323「東京の全ての鉄道の沿線を走る」58路線/全88路線(65.9%)
●死ぬまでにやる100リストNo.176「年間1000キロ走る」2026年進捗276.4キロ
●死ぬまでにやる100リストNo.176「地球一周分(40,077km)走る」現在21632.2km (54.0%)

<死ぬまでにやる100リスト>https://goo.gl/iPz2BH
<ジョグリスト>https://goo.gl/CahOQe
<大会出場記録>https://goo.gl/jXzVJ9
<年間走行距離>https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vSdChHgU_KyZr9IA_3jLTBo1VtFtJN8gf3WwyaT4N6XcJFubYmqdZ9h4xFVZS9wx288OYRMI822zBiK/pubhtml?gid=1261799208&single=true
<GPS>https://connect.garmin.com/app/activity/22165606034

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