書店の英語学習エリアでは、オバマ大統領の演説を収録したCDが平積みで販売されている。英語学習でもオバマ大統領は大人気だ。
会話学校・出版社が熱視線 オバマ演説「最良の教材」(朝日新聞)
(1)無為な例文ではなく、世相や時代を反映したトピックであること、(2)英語学習以外にプレゼン技術の参考になりそうなこと、(3)聴いているとなんだか自分が賢くなった錯覚がすること、などが人気の原因だと思われる。
しかし、合衆国ではオバマ大統領は、[W:プロンプター (電気機器)]を使用しすぎだと批判されているそうである。
Barack Obama’s Teleprompter (Uncycropedia)
正面カメラに写りこまないため、プロンプターは演説者の両サイドに設置される。そういうわけで、オバマ大統領は演説中、正面を向くことなく左右をキョロキョロしている。また、原稿もスピーチライター(20代のJon Favreau氏)が用意したものとのこと。
手段はどうであれ、メッセージが明瞭で聴衆の心を掴む演説には脱帽である。
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