[絵画]石膏像デッサン

大学生時代、ソフトテニスに没頭していた。筆記用具を握っている時間よりもラケットを握っている時間の方が遥かに長かったような気がする。そんな中「このままで良いのであろうか」という漠然とした不安があった。そして部活動がオフになる11月から3月までの間、「クラシックギター」と「パステル画」を習っていた(なぜ「勉強」に関心が向かなかったのかは不明である)。

当初は鉛筆デッサンに興味があったが教室のお師匠さんからのパステル画の方が面白い、という勧めもあってパステル画にすることにした。夜の教室に通っていたため、他の生徒は美大の受験生ばかり。そんな中に混じってはじめは球やら三角錐、リンゴ、などを書いていたが、そのうち美大受験生に混じって石膏像を描き始めた。ヘルメス・マルス・ブルータスなどを受験生の3倍くらいの時間をかけてゆっくり完成させていた。

当時はバイトやレポート、手話サークルなんかも掛け持ちしていたので睡眠は足りていなかった。そんな中の2時間の教室でのデッサン。眠気と闘いながらではあったが、クラシック音楽が流れる中での単純作業は何とも言えない時間であった。

帰省した時に物品を整理していると、当時のデッサンが出てきた。なぜか胸像ではなく、お面と足の石膏デッサン。大量にあった胸像のデッサンは一枚しかなかった(初期のころで下手)。たぶん、どれも満足の行くものではなかったため捨てたのだろう。

いつか時間があれば、石膏デザイン、、、というか絵画を再開させたい。いつになることやら、、、

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