[呟き]ハリウッド映画の中の日本の技術力

帰省途中の機内での映画鑑賞、日ごろ全く映画を観なくなったので、こういう時にまとめて観るようにする。一本目は「オデッセイ」。火星から地球に帰還するハリウッド映画。この中でキーになってくるのが中国の宇宙科学技術。結局、中国政府がNASAを助けるというストーリーである。ここ最近のハリウッド映画には最後の切り札的な中国の活躍がある。「2012」「Zero Gravity」などがそうである。底知れない中国の実力のイメージを利用すれば、少々ストーリーに無理があっても何となく筋が通った展開になる。

しかし昔はハリウッド映画には必ず日本の技術力(製品)が登場していた。バックトゥーザフューチャーやロボコップ。時がたちアルマゲドンの台湾製品、アベンジャーズの韓国製品、そして今は中国製品である。中途半端な情報公開の下日本の有している科学技術(公的機関、大学含む)の底が知れていることを考慮すると、再び日本の技術力が世界を席巻するようになるまでに時間がかかりそうだ。

二本目は「桐島、部活やめるってよ」。今までにない形の構成である。同じ場面を複数の視点から再現しているプロット。またタイトル中の「桐島」が一度も姿を見せない。奇妙な映画であった。ただ、それだけ。個人的には、こういったタイプの邦画は好きになれない。何を伝えたいのかがサッパリわからないし、解釈に自由度がありすぎる。質の悪い国語のテストを受けさせられているような気がしてならない。こういう映画はきっと万人受けはしないであろう。

三本目は「スティーブジョブス」。学生時代にNext Stepで散々な目を合わされた自分としては、氏の業績を手放しで称えることはできない。氏の製品のユーザーだったことから氏の偉業は生前(ipod発売前から)からよく知っている。雑誌やテレビのドキュメンタリーで散々見てきたからだ。それが氏の死後、再び映画化されるなどしている。内容はどれも大差はない。今回のフライト中の「スティーブジョブス」は時間がなかったこともあり、早送りしながら見るが大体の内容は想像できた。

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