旅行をせずに北京にこもると決めた国慶節。一回くらいは贅沢なことをしようということで、自宅から10分のフォーシーズンズホテルにあるイタリアンレストランMioへ。グルメ雑誌で数々の賞を受賞しており、口コミサイトの評判も申し分がない。
しかし! 口コミサイトに掲載されている平均消費額が730元/人(10,000円/人)。家族四人の消費額よりもはるかに多い。そうとは言え、かみさんも子供たちも行く気満々。そして何より来週に迫った一人旅に対する引け目がある。ということでオッカナビックリ12時過ぎに店を訪問。店内の壁や床は磨き上げられ、店員さんの対応は素晴らしい。ランチメニューがあり、値段も思ったほど高くない。
この日のオーダーは、アパタイザーをスモークサーモン、メインをコーラ鶏、パスタをアマトリチャーナ、ピザをカルツォーネ。あとで気づいたが、スターターでパンの盛り合わせが付いていたのでカルツォーネを別のものにすればよかった。
スモークサーモンは、いつも家で食べている北欧産のスモークサーモンよりも生臭く、またソースがかかっているので慣れている味とは異なる。スモークサーモンが大好きな子供たちには若干不評。Mioのシグニチャーディッシュのコーラ焼きの鶏。コーラの缶を使って調理することでコーラの味がする焼き鳥になるとのことであったが、他の香辛料の味が強くてコーラ風味はよくわからなかった。パスタとピザは美味かった。
Mioでの食事後は、向かいの亮馬橋外交事務楼に7月にオープンしたToshi Yoroizuka Beijingに。鎧塚氏による海外初出店の店とのこと。噂には聞いていたが高い。ケーキ一つが70元(1,000円)を下らない。これも家族四人がケーキ類に消費する額とほぼ同じだ。そうとは言え、この日は特別な日?(ただの国慶節ですが、、、) 店員さんからのお勧め情報と、かみさんが事前に調べた情報を合わせて4つ購入。家に帰ってから三時のおやつに食べてみる。あまりケーキを食べないので不正確かもしれないが、通常のケーキより「軽め」という表現がピッタリくる。ケーキが軟らかいのでフォークをナイフのようにして使える。そして食感も軽い。しかし味は濃厚。特に抹茶味のケーキは抹茶感が凄かった。ほかのケーキも何時もケーキとは全く異なる。人気の理由がちょっとわかったような気がした(子供たちはわかっていないのか、味わう時間もとらず大口でバクバク食べていた)
ということで、近場で済ませた北京生活で最も豪華なランチ。満足度は高い。
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