<こたえ合わせ24>出張形式のくるくる会

知らない土地で、初対面の人たちと一日を過ごす。
そんなことが、こんなにも贅沢だとは、少し前まで思いもしなかった。

仙台での成功

2010年にくるくる会を始めてから、ずいぶん時間が経った。6面完成講座をやり、公式大会の監督をし、イベントを企画して運営してきた。どれも自分にとっては「挑戦」だった。
そして今回、ひとつの形ができた。ハンドキャリーで備品を抱え、知らない土地に乗り込んで開催する、出張形式のくるくる会。言葉にすると軽いが、やってみると軽くない。過去にも出張開催はあった。北京に住んでいたころ上海で6面完成講座をやったこともあるし、群馬の館林で公認記録会を開いたこともある。だが、あのときは土地勘のある知人がいて、荷物の受け渡しや移動や運営を手伝ってくれた。今回は違う。仙台には知り合いがいない。そこで段級位をやる。難易度は、比べようがないほど跳ね上がった。とりわけ苦労したのは、備品の搬送だった。配送業者に頼らず、自分で運ぶ。ここにこだわったせいで、準備は一気に重くなった。参加者にいろいろなキューブを触ってほしい。万一に備えて電子機器は全部バックアップを用意したい。そう考えると、荷物は際限なく増えていく。ホテル受け取りや営業所止め、現地調達。やり方はいくらでもある。ただ、心配性の私は、事情を知らない第三者が絡むオペレーションに、どうしても身を預けられない。配送エラー。受取エラー。連絡の行き違い。何が起こるかわからない状況で、備品が揃わなければ成立しないイベントを組むことはできない。結局、自分で運ぶ以外に選択肢はないのだ、と腹を決めた。移動手段、梱包方法、リスクの潰し込み。徹底的に研究して、できる限り事故の起きにくい形に組み替えた。そうして、なんとか開催までたどり着いた。
思うのは、今回の成功が“仙台での偶然”ではなく、東京近郊で積み上げてきた“経験値”の延長だったということだ。同じことを、経験のない状態でいきなりやっていたら、きっとエラーとトラブルの渦に巻き込まれていた。その意味で、今回はひとつの自信になった。

今後の展開

出張形式を一度成功させた、というのは大きい。基本的に当日陸路で行ける範囲なら、くるくる会を開催できる。イベントを進めるノウハウも手元に残った。スピードキュービングのイベントが少ない地域で、もし「来てほしい」という声があるなら、こちらから出向ける。そんな可能性が、現実の手触りを持ちはじめた。

こたえ合わせ

昔、サーカス団の映画を観た。憧れた。土地から土地へ渡り歩き、その場所の人たちに感動を渡していく。惜しまれながら去っていく、その去り際まで含めて、どこか格好いい。
もちろん、やっていることは全然違う。でも、知らない土地で、「初めまして」から始まって、気づけば一日をともにして、最後はみんな笑顔で記念撮影をしている。それはたぶん、私がずっとやってみたかったことの、別の形なのだと思う。
これ以上の贅沢は、あるだろうか。

【結果】宮城くるくる会(2026/02/23、仙台)
概要2026年2月23日(月・祝)場所:仙台FRIENDS XIX会議室(仙台駅西口徒歩5分)   宮城県仙台市青葉区五橋1-1-58 ダイアパレス仙台中央219号   宮城県仙台市青葉区五橋1-1-58グループA:10:30~12:00グ...

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