グリーンチャリティリレーマラソン&ランニングパーク in 東京ゆめのしま
24時間個人の部男子
42位/86人中
92 周 / 23時間52分46秒
119.16km
今年2度目の24時間マラソン。3月の神宮外苑24時間チャレンジの時はみぞれと雪の極寒の中の24時間であったが、3か月後の今回は土日ともに真夏日。さえぎるものがほとんどない陸上競技場がメインのコース、スタート13時~日暮れの17時までの4時間で体中の体力が暑さと日差しの強さでほぼゼロになる。涼しくなった夜間の走行は強烈な睡魔との闘い。そこに「パワーとしての体力はないが寝なくても活動できる」との若い時の強みは全くなかった、、、
ショートスリーパーという言葉は私の学生時代はなかったが、とにかく夜間は活動的だった。体育会の部活、バイト、レポート、ボランティア、習い事など有り余る体力を吸収してくれるテーマには事欠かなかった。覚えているのはお歳暮の時期の郵便局の16勤(16時間バイト)。大学の授業を早々に切り上げて、大阪十三にある郵便局の配送センターで配送物を目的地別に分別する作業。夕方16時から朝の8時までの16時間働いて当時としては破格のバイト代をもらっていた。そして16勤の後は普通に大学の授業に向かっていた。他の例では、部活の後の家庭教師のバイト、それから実験レポート作成からの徹夜の麻雀。体力は無尽蔵にあった。寝なくてもなんともなかった。夜になると頭は冴え知的活動も長い夜に集中していた。だから得られる知識や経験も多かったと思う。意識の高さをこじらせて「寝てないアピール」もイキってしていたと思う。
そして30年後の今、もう当時のような持久力はみじんもない。夜が深まるにつれ脳みそは自動省エネモードになり決まったルーチンしかできなくなる。メモリースポーツやスピードキュービング等の頭脳系の活動もできないことはないが眠気を増長させるだけで訓練にはならない。学生時代と比べて知見を修得するスピードが遅くなっている感じている理由は夜間のスタミナがなくなってきていることが原因だと思う。
今回の24時間マラソンでもそれを痛感した。
昼間で大量に消費されて残った持久力でなんとか歩を進めていると、19時以降は1時間ごとに強烈な睡魔に襲われる。他のランナーは適度に仮眠をとっているようであったが、自分の場合は一度寝てしまうと起きる自信がないことから兎に角フィールドから離れることはなかった。エイドにある甘い補給食(カステラやドーナツ)を食べると一時的ではあるが睡魔は和らいだ。ただそんな誤魔化しも限界があり遂に朝の7時に人生で初めてマラソン中の仮眠を15分とった(掛け値なしで人生最高の仮眠だった!)。
終始睡魔と戦った24時間マラソン、無事ゴールできたことは良かったが、若かりし頃の底なしの体力はもう二度と取り戻せないと痛感した24時間だった。
●24時間マラソン出走履歴
2019 湘南国際リレー 129.7 km
2025 神宮外苑 129.8 km
2025 ゆめのしま 119.16 km
●死ぬまでにやる100リストNo.321「100本の人生の伏線を回収する」9本目
- 土曜日
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<死ぬまでにやる100リスト>https://goo.gl/iPz2BH
<自分年表>https://docs.google.com/spreadsheets/d/e/2PACX-1vSdChHgU_KyZr9IA_3jLTBo1VtFtJN8gf3WwyaT4N6XcJFubYmqdZ9h4xFVZS9wx288OYRMI822zBiK/pubhtml?gid=926937128&single=true
<伏線回収>https://forgetist.com/?cat=574
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